空き家管理しているところの台所の水道蛇口が凍結で破損

空き家管理しているお客様のところの台所の水道蛇口が凍結で破損してました。
ここの空き家の点検には、福岡で大雪の日の翌々日に伺いました。
空き家管理している家へ伺うと、道向かいの家のガス給湯器から結構水が漏れだしてました。
ここも空き家で、たまに家主の方が草刈りとか掃除に来てらっしゃるようです。
どうも水道管の凍結でどこかが破損したようです。
ちょっと嫌な予感!

通常、水道の止水栓は閉めているので点検の際は水道管の錆防止に止水栓を開けてしばらく水を出すようにしてます。
今回、止水栓を開けるとメーターの針が回り出しました。
何かおかしいと思い、とりあえず止水栓を占めて屋内に入ると・・・

台所のシンクの周りが水浸し!
幸い止水栓を閉めるのが早かったので、雑巾で5分ほど拭くだけで大丈夫でした。

しかし、何故?

蛇口の吐水口を見ると・・・ つららが!
しかもハンドル下の本体のところに亀裂がありました。

どうもここから水が噴出したみたいです。

早々、お客様に連絡すると、交換してほしい旨の回答。
混合栓にする必要はなく、お湯の方は給湯器が撤去されていて使わないので水が出れば良いとの事。

水道屋さんに連絡するも凍結の影響で何軒も依頼がきていてすぐはできないとの回答。
なので、 「自分でやっちゃえと」お客様にも了解をもらい蛇口と白色のシールテープやレンチをホームセンターで購入。
蛇口2個、レンチ・シールテープの全部で約4千円なり。
以前、実家の温水便座の交換などもしていたので大丈夫でしょう。

蛇口を全て撤去。

温水側の管のほうは、止水プラグがホームセンターには無かったので一番安い蛇口を買ってきて付けました。
水道の方は吐水口の管が長い水道管を付けました。
きちんとついていることを確認して止水栓を開いて確認。
大丈夫です。
しばらく時間をおいて確認もしましたが水漏れもなさそうです。

しかし、こんなに水の凍結による膨張で亀裂が入るものだろうか?
蛇口の老朽化もあったのだろうか?
しかも、この家の屋外の蛇口は5か所もあったのに何もなし。

完了の連絡をお客様に連絡すると、10年くらい前にも凍結で台所が水浸しになったとの事。
その時は隣の部屋にも水が流れていて大変だったらしい。

とりあえず、教訓として。
冬は必ず止水栓を閉めて、さらに各蛇口を開けて残った水を出しておく。(水抜き)
これで水道管の水が凍結で膨張して破裂を防ぐことができる。

屋内の蛇口につらら! どんだけ寒かったのだろう?

ちなみに
道向かいの家は、勝手に止水栓を閉めさせてもらい、その旨の手紙を郵便受けに入れてきました。